対象患者様
- 外来・入院患者様の透析(入院しての透析導入も行います)
- 仕事をしている患者様への夜間透析
- 旅行等による臨時透析の受け入れ
- 精神的疾患のある患者様・認知症の患者様の透析
全台OHDF(血液透析濾過)対応
ベッド数:25床。
平成25年11月より日機装社の透析支援システム(FNW)を導入、平成26年2月よりOn-lineHDF(OHDF)を開始し、全台の透析監視装置がOHDF対応装置となっています。
OHDF(血液透析濾過)は清浄化された透析液を使用する事などで、通常のHD(血液透析)より下記のような効果が期待されています。
- 分子量の大きな尿毒素の除去効果
- 貧血・栄養状態の改善
- アミロイド症による関節痛の予防・抑制
- 下肢のむずむず、イライラの軽減
透析関連治療
透析治療以外にも、下記の透析関連治療を行っております。
- シャント造影検査
- シャントPTA(月曜日)
- シャントエコー検査
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シャント造設手術(入院患者様のみ外部より外科医師に来ていただきます)
※ 外来患者様はシャント閉塞など緊急時には提携病院、クリニックを紹介いたします。
- 血液吸着、血漿交換など各種血液浄化法
透析スタッフとの意思疎通が難しい場合も、患者様の苦しさ・ご家族の援助・仕事や友人関係の問題など、あらゆる不安を抱えていらっしゃる患者様を、患者様の視点で考え、理解し、技術面・精神面ともに「安心の治療」を提供いたします。
また併設しております精神科・神経科とも連携を保ち、患者様を支え続けたいと考えております。
透析センター長のご挨拶
2017年4月より菅野病院透析センター長に就任いたしました。
以前は東京都板橋区にある日本大学医学部附属板橋病院にて腎臓内分泌内科に所属し、外来患者様、入院患者様、透析患者様の診療をしておりました。
大学病院という専門機関において長年研鑚を積んだことで、医療についてだけでなく、幅広い専門知識も得られたと実感しております。
今後菅野病院においては、大学で得た知識と経験を糧に診療に当たることはもちろん、地域に根ざした透析医療、腎疾患への治療を目指して参ります。
透析治療が苦痛となるのではなく、生活の一部となるような安心した治療を心がけております。
まだまだ至らない点が、医師・透析スタッフにあると思いますが、よりよい医療が提供できます様、皆様の御指導、御鞭撻の程何卒宜しく申し上げます。